2009年08月21日

一周年

一周年
私の大好きな日々草です。我が家の玄関脇に咲いてます。可愛い花をいっぱい咲かせてくれるのに少しくらい水をやらなくても枯れずに元気に咲いています。可愛いですが雑草のようにたくましいところが好きです。

昨年8月21日ちょうど焼津海上花火(8/14)の一週間後に脳出血で焼津市立病院に救急車で緊急入院してから
今日、一年が経ちました。入院中いろいろありましたがおかげさまで5月29日には退院することも出来ました。
退院の次は社会復帰です。
こんな不景気な世の中ですから甘くは無いですがダメもとでも頑張ってみるだけです。

今の一番の悩みは偏見です。昨日も書きましたが障害者はみんな同じではないのです。障害の種類も程度も人それぞれ違うのです。
優しくされるのはうれしいのですが必要以上に構われたり、気を使われるのがある意味、負担に感じることがあります。もちろん悪気は無いとは思いますが・・・。

しかしそれが私の社会復帰に対して一番の障害になっていると感じています。

こんなことを書いていても世間が変わるわけではないことは判っていますがつい書いてしまいます。
しかしこれを読んでくれている人たちに少しでも私の今の心境が判ってもらえればそれでいいです。

ちょうど今の心境としてはいつまで経っても子ども扱いされてそれが軽く扱われているように感じている一人前の大人扱いをされたい反抗期の高校生のような気分です。(このたとえが正しいかどうか?)

でも私は高校生ではありません。

先日介護保険の更新の認定のために市役所の福祉の方が来られていろいろ質問されました。
マニュアル通りに質問されていると思うので悪気があって言われているわけではないと思いますが「電子レンジで暖めるくらいは出来ますか?」と聞かれ
とても今、コンロの鍋に入っているミネストローネスープで煮込んだロールキャベツは先程、私が作りました。その横の煮込み中の寸胴鍋のカレーも私が作りましたとは言えず。

ご期待通り電子レンジのスイッチくらいは自分で押せますと返事しました。


一周年

私が何時も履いている靴です。こんな靴が125,000円もするのです。
買ったときは入院中でしたのでまだ介護保険も障害者手帳も申請していなかったので社会保険で3割負担で買いました。
福祉用品は高いのです。介護保険を使えば1割負担で買えます。現在の我が家の経済状況では介護保険は不可欠です。

先日サンライフに温泉に入りに行ったときは下駄箱に入らないので受付で預かってもらいました高級品ですから


少し後ろめたさも有りましたが。まだ仕事も決まっておらず現在はブーちゃん(奥さん)の収入だけが頼りの家計にはまだ介護保険も障害者年金も必要なのでもう少し私に仕事が決まるまではご支援していただきたいのです。済みません。

でもウソではありません。電子レンジのスイッチくらいは自分で押せます。

ブーちゃん(奥さん)は半年くらいはゆっくりしたらと言ってくれますが家にいてリハビリしたり、料理をしたりすることもありがたいのですが
そろそろ今日は何をしようか?と考えるのも飽きてきました。
やることも無い毎日よりも少しくらい忙しい方が精神的にもちょうどいいと思っています。今は早く社会復帰したいです。



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Posted by 濱のマスター at 12:57│Comments(6)つぶやき
この記事へのコメント
いつも読ませてもらってます。障害をもたれている方に、何かお手伝いをしたいという思いはあるのですが、マスターの言うとおり障害の種類、程度の違いで
お手伝いがお節介になってしまうのではと考えてしまいます。
以前障害者の方々のskiツアーに同行しましたが、翌年からは忙しさにかこつけて、逃げてしまいました。自分にしてあげられる事と、してほしいことのギャップに、自己嫌悪に陥ってしまったのです。言葉ひとつとっても、受け取られ方を気にして、喋れなくなったりします。でも決して面倒に思っているわけではありません。最初に書いた、何かお手伝い・・・というのが本心です。
Posted by サクラダ at 2009年08月21日 17:11
サクラダさん
確かに一般の人が障害を持っている人に接するのは難しいと思います。
これはしてあげてもいいのだろうか?これは言うとどのように受け取られるのか?障害者も自分から主張すればいいのだけれどそうできない人も多く。
ただいえるのはその人が抱えている障害を補ってあげればいいのだと思います。言うのは簡単ですがこれが難しいんですよねぇ。
Posted by 濱のマスター at 2009年08月21日 17:21
こんばんは。今日(もう日付けが変わってしまったから昨日ですね。)マスターの元気な声が聞けて涙が出るほど嬉しかったです!
ブログを拝見してマスターの前向きな生き方に尊敬です。

うちのおじいちゃんは脳梗塞で言葉を失った時、ストレスから急性胃潰瘍になり生死の堺を彷徨いました。いろいろありましたが自身の現実をちゃんと受け止めた時からぐんぐん良くなっていったように思います。
でも、話す事ができないだけなのに、周りの人(介護認定の人や看護婦さんなど)から耳が遠いと思われて耳元で大声で話される事はとても嫌だったようです。その都度私が言っても、次にはまたそうされるんです。良かれと思ってしてくれていても、本人をひどく傷つけてしまうことってあるんですよね。おじいちゃんの場合は自分ではその事を伝えられなかったから本当に辛かったと思います。難しいですよね。
Posted by びーんず at 2009年08月24日 02:16
びーんず さん 
障害を持つということは障害そのものだけでなく回りに判ってもらえないことが辛いです。
ブーちゃんも喜ぶと思いますので遊びに来てください。待ってます。
Posted by 濱のマスター at 2009年08月24日 21:04
え~?遊びに行ってもいいんですか?
嬉しいです^^
ブーちゃん(色白で美人の彼女を知っている私にとってはとっても違和感のある呼び名ですが・・・)とまた連絡をとりますね。ありがとうございます^^
Posted by びーんず at 2009年08月25日 23:30
びーんずさん
待ってまーすとブーちゃんが言ってます。
Posted by 濱のマスター at 2009年08月25日 23:48
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